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股関節の痛みの原因



なぜ股関節に痛みが出るのかをご存じですか?

痛みを感じて、整形外科などに行くと、レントゲンなどを撮って、変形性股関節症と
診断される方がほとんどだと思います。


医学書などの解説によると、

中年以降の女性に多く、股関節の変形を起こしている疾患です。特に赤ちゃんの
頃に股関節唖脱臼を起こした経験のある方に多く現れます。

赤ちゃんの時にさまざま装具を付けて治すのですが、中高年にあると変形性の
股関節脱臼の症状が現れてしまうのです。


こうなると痛みのために足を引きずって歩くことになってしまいます。

この変形性股関節症とは、股関節の軟骨がすり減って変形が起こってしまうのです。

この股関節は体重が乗る関節なのですが、図1のように、股関節の大腿骨は90度に
近い角度で曲がっています。

kokansetsu-01a.jpg

つまり、大腿骨の真上に重さがかかっているわけではないので、負担が非常に大きく
なってしまうのです。

それだけに、少しでも軟骨がすり減ってきたり、変形が生じると、非常に敏感に
痛みや違和感が生じることになるのです。

さらに股関節の軟骨がすり減ってしまうと、股関節の隙間が少なくなってしまい、骨が
でこぼこしてしまいます。

また、大腿骨の骨頭がいびつに変形してしまい、骨棘(骨にできるトゲのようなもの)
ができて、激しく痛むようになります。

というような、解説が一般的です。


そして、最終的に進められるのが手術です。当院の患者様でも手術をされた方が
いらっしゃいます。

その方達は、術後の症状が芳しくなくて、というか、痛みが出てきたので当院に
来られたのです。

ということは、痛みの原因は、股関節の唖脱臼にあるのではないということです。


では、痛みの本当の原因は何でしょう?

その前に、なぜ股関節唖脱臼のような症状になるのでしょうか?

医学書などの解説によると、赤ちゃんの頃に股関節唖脱臼になっていたのが一時的に
治ったのだけれど、中高年になって再発したのだというように受け取れます。

それでは、なぜ再発したのでしょうか?その辺の解明がされていません。


股関節唖脱臼の本当の原因は、日常生活の中での体の使い方に問題があったのです。

もう少し、詳しく説明しましょう。


人は、それぞれに両親の遺伝子を受け継いでいます。ゆえに、残念ながら体の骨格も
似通ってきます。

特に女性の場合は、赤ちゃんを産むという仕事のために、骨盤が広くなり股関節の
骨頭が収まる寛骨臼が浅くなっています。

赤ちゃんの頃は別として、成長していく過程で様々なスポーツをやったり、偏った姿勢
での勉強や家事で体のバランスを崩してしまいます。


体のバランスを崩す原因は、筋肉の緊張(コリ)です。筋肉のオーバーワークや
長時間の偏った姿勢による筋肉の緊張で、筋肉が疲弊しコリを生じます。

筋肉の働きは縮む事ですが、仕事が終わればゆるんで元の状態に戻るのが
正常です。


しかしコリができると、筋肉が縮み太く短くなった状態のままです。コリが発生すると、
筋肉は両端(起始部と停止部)を関節を介して別の骨に付着しているので、関節を
牽引します。

その状態が長く続くと、関節を介してさらに別の筋肉が緊張を強いられコリが発生
します。

股関節部分は、上半身の体重を受けとめるところであり、さらには下半身からの
突き上げを受けとめるところでもあります。

それだけ負荷がかかる部分でもあるので、股関節部分には様様な筋肉や靱帯が
付着しています。

しかし、体の中で一番負荷がかかる部分であるだけに、筋肉の緊張(コリ)も生じ
やすいのです。

IMG_00071.jpg

例えば、大腿骨の大転子と寛骨(骨盤)に付着している大臀筋・中殿筋・梨状筋などは
骨盤を支え上体を安定させるために常にバランスを取っています。

しかし、先ほども書きましたが日常生活での間違った体の使い方などで、この筋肉に
コリを生じてしまいますと、骨盤を歪め股関節の位置を変えてしまいます。


これが変形性股関節症の初期症状なのです。しかし、たいていの人は運動や休息で
筋肉の緊張がゆるみ症状が緩和されて、それほど苦痛を感じないままに過ごして
いるのです。

ところが、この緊張(コリ)が解消されないままに、日常生活を過ごしさらに筋肉に
緊張を強い続けると、痛みとなって感じ出すのです。


筋肉が緊張(コリ)した部分では、血液やリンパの流れが悪くなり、疲労物質が溜まり
痛みを生じます。また、筋肉の両端(起始部と停止部)では、炎症や腫脹(腫れ)が
生じて痛みや違和感が発生するのです。

これが、痛みの本当の原因なのです。


ですから、手術をされても、痛みの原因である筋肉の緊張(コリ)を解消しないと
痛みが発生するのです。

ご理解いただけましたでしょうか?


次回は、その痛みを改善する方法をお伝えします。


疑問や質問などありましたら、すぐにご連絡ください。

松岡カイロプラクティック




投稿者 matsuoka : 2008年04月21日


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院長 松岡勝彦

こんにちは!私はカイロプラクティックの治療師ですが、「患者様自身が自分で治すのが一番」と信じています。

だから、様々な情報を提供し、自分で治す方法を公開しています。





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